すごく良かったからまた行きたい!
以前ブログに石川県の高級旅館「加賀谷」に家族旅行で泊まったことを書きました。本当はここ「那谷寺」にも行きたかったんだけどタイミングが合わずその時は断念。なので思い出しながら書きますね。
那谷寺
伺ったのは7月頃で新緑まっさかりの季節。目に鮮やかな緑の並木に朱塗りの美しい橋が冴え冴えと浮かび、凛とした空気に厳かな気持ちが沸き起こる空間でした。
寺の敷地面積ははっきりわからないけど山門から歩いて回るにはかなりの距離。参道の両側の樹は大木ばかりでそれだけでもパワフルな土地なんだってわかるくらいの立派さです。
参道を突き当たった先には
緑の中を少し行った先に大きな岩山が見えてきたらいよいよ本番です。境内には国指定の重要文化財や名勝指定園がありかなり見ごたえあり!ヒールでなくて良かった!って心から思いました。
左に奇岩遊仙境を眺めながら芭蕉句碑を通り過ぎ、左に行くと登りコースです。これが意外と急な階段が続く道で白山信仰なのでさもありなん。ほんとにヒールじゃなくて良かったです!
いわや胎内くぐりで生まれ変わる
胎内巡りは何度か体験したことがありますが、ここは自然の洞窟を利用した造りでとても力強い感じ。夏場だったけどひんやりとしていて灯されたろうそくの火がゆらゆらと美しい場所でした。岩をくり抜いて作られた出口の向こうに緑が広がり何とも言えない雰囲気です。
美しい景色を見下ろしながら
そのまま進むと朱塗りの橋にさしかかり緑の葉を間近に観ながら歩きます。途中に有名な「棟梁サル」を見つけてひとしきり撫でたあとは展望台へ。鎮守堂と名付けられた展望台は那谷寺を見下ろすような高さにありそこで一息つきながら休憩。とにかく美しい!の一言に尽きる光景なんです。緑に囲まれた夏の爽やかさ、紅葉に守られるかのような秋の奥深さ、一面の白さと空気に凛とする冬、華やかな桃色に包まれる春の那谷寺、きっとどの季節に来ても涙が出るほど美しいんだと思いましたよ。次は春か秋の季節にまた来ることを白山に約束して一路帰途に。
心の次は体を満たす番
とにかくお魚が美味しい石川県(笑)食べないわけにはいきません!お宿の名前は伏せますがお料理が自慢の高級旅館で丁寧に仕上げられたお料理に舌鼓を打ちっぱなし。美しい九谷焼も目に美味しく一緒に来た友人たちと感嘆の声がやみませんでした。
その晩は部屋付きの温泉が1日の疲れを流してくれて本当に満足だったー!思い出したらまた行きたくなりました。これから夫をデートに誘っちゃいます!